ヨハネ2:1〜11

水をぶどう酒に変えられたイエス様の最初の奇跡を見たヨハネは、「主の栄光が現れた!」と言いました。私達の人生の最終目的も「神の栄光を現わし、永遠に神を喜ぶこと」なのです。ガリラヤのカナの婚礼では母マリヤと水を汲んだしもべたちが大切な役割を担っています。主は彼らを通して私達に二つの事を求めておられ、それに徹するとき私達にも主を畏れる栄光のみわざが起こり、問題の答えが与えられます。

その二つとは?

1.「イエス様に任せきって、祈り続けること」

マリヤはイエス様に「ぶどう酒がありません」と状況をそのまま告げました。これこそ真の祈りであり、神様の時の中でその答えは与えられます。少しも疑わず、二心なく、時も方法もイエス様に任せきって祈るその祈りが聞かれるのです。物事には自分の計画とは違う、もう一つの神様の異なった計画があり、神様はご自身の時の中で、事を選ばれます。ゆえに、どんな時もイエス様に任せきって祈り続けることをこの一年も大切にしてまいりましょう。

2.「イエス様のみ言葉に従い切ること」

重い水がめに水を汲み300回以上も往復するのは大変な労苦です。それでもしもべたちは「主のお言葉ですから」と従い切りました。そのとき水は遂に上等のぶどう酒に変わりました。み言葉に従い切った事が祝福の始まりとなり、見ずして信じた彼らは主の栄光の目撃者になったのです。あなたが信仰の道を一筋に歩めるように、イエス様はあつい眼差しで今日もあなたを見守っておられます。

(安達賢二郎師)