10月16日は、国連が定めた「世界食糧デー」でした。
青谷教会でも毎年この日を覚えて、皆で簡素な食事し、その収益と献金を献げていますが、今年は、国際飢餓対策機構の方より、礼拝後、世界の飢餓の現状、そして私たち一人ひとりが出来ることについてお話しを伺いました。
世界人口73億人のうち飢餓人口は8億人。世界で1分間に12人の子どもが飢餓で亡くなり、発展途上国で5歳未満で亡くなる子どもは1年間で500万人、その3分の1は栄養不良が原因とのこと。世界で学校に行くことが出来ないこどもは5800万人、10時間以上働いている子どもは2億5000万人、路上で生活している子どもは1億人・・・・そして、兵士となる子どもがいる現状、また戦争の中で生まれ、戦争の中で育ち、戦争の中で死んでいくという平和を知らない子供たちがいる現実も語られました。貧しさ、学校の問題、社会問題ゆえに学校へ行けない子供たちの悪循環も繰り返されています。
この現状のなかで私たちができることのひとつは、日々の食べ残しをなくすということ!日本人の食糧の20%は食べ残しであり、世界の食糧援助量の4倍にもなるそうです。また国際飢餓対策機構のサポーターとなることも一つの方法とのことでした。
「子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。」 ヨハネの手紙Ⅰ 3:18
国際飢餓対策機構のホームページ http://www.jifh.org/