ルカによる福音書  10:38〜42

イエス様は私と共にくつろぐお方 イエス様は群衆にみ言葉を教え、病人を癒す伝道活動に加え、律法学者や祭司長たちとつねに激しい論争をするなど激務の日々を過ごされました。その中で人里離れ、一人で静かに祈られ、時には愛する人たちとの交わりを通してくつろぐ時をもたれるました。まさにマルタの家はそのような場所でした。イエス様は今も私たち一人一人の心に住われ、くつろぐ時を願っておられるのです。それはヨハネ14:23に「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。」と言われているからです。神様は幕屋におられず、聖霊の臨在によって私一人一人が神の聖なる幕屋となったのであります。イエス様はそこで深い交わりを通してくつろぐお方です。

私たちは、主にとどまる時、くつろぐことができる。マルタは忙しく心をとりみだして「多くのことに思い悩み心を乱している」とイエス様に言われました。これは主にとどまることがなく、自分一人の思いの中にとどまっている状態です。そのような私たちに「疲れた者、重荷を負う者は、わたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。あなたがたは安らぎを得られる。」(マタイ11:28)とイエス様は言われます。信仰者はどんな状況であれ、主にとどまり、御言葉につながる時に真のくつろぎが与えられることを確信し、信仰の道を歩む者となりたいと祈ります。

 (朴鍾祐長老)