ダニエル7.9~10,13~14 黙示録1:4b~8 ヨハネ18:33~37
今日、教会暦最後の主日は「永遠の王キリスト」と呼ばれます。
イエスさまが世の終わりに王として栄光をお受けになること、また「今おられ、かつておられ、やがて来られる」(黙示録1章8節)永遠の王として今日もわたしたちと共におられることを御言葉は告げています。
イエスさまは、ご自分が召し集め守られているわたしたちの教会のために働いてくださる王です。
かつて世に王として来られたイエスさまを、人々はさげすみ、いばらの冠をかぶせて十字架につけました。
それらはすべて世の人々の罪をゆるして天国の道を開いてくださるための神さまの真理でした。
「わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」(ヨハネ18章37節)と、イエスさまはおっしゃいました。
まことの王なるイエスさまのご支配は、わたしたちが罪を悔い改めて御言葉に聴くところに広がっていきます。
わたしたちには、イエスさまの罪の赦しと永遠の命が与えられています。
この世に苦しみが続き、足りないものや満たされないことがあっても、やがて来られる王イエスさまのおさめられる天国で輝かしい栄光を受けることが許されています。
「彼の支配はとこしえに続き、その統治は滅びることがない。」(ダニエル7章14節)王なるイエスさまの福音のご支配の中、わたしたちの教会は70年を歩んできました。
イエスさまの御名が永遠に崇められますように。
(河尚志師)