私たちの教会

「ルーテル」とは?

新田キリスト教会の正式名称は、「西日本福音ルーテル教会 新田福音ルーテル教会」です。

「ルーテル」とは、歴史の教科書でもおなじみの宗教改革者マルティン・ルターのことです。
1517年、ルターの宗教改革によってルーテル教会がドイツで誕生しました。
ルターの宗教改革を通して明らかにされた「聖書のみ、信仰のみ、恵みのみ」という信仰を継承するキリスト教会として、世界に福音を伝え、ヨーロッパ(ドイツ・北欧では国民教会となりました)からアメリカ、アジア、アフリカ、ラテン・アメリカなどに至りました。

日本では、今より約100年前、アメリカの宣教師によって最初のルーテル教会が生まれました。
第二次世界大戦後、新たにアメリカ、ノルウェー、フィンランド、ドイツなどから宣教師が来日し、新しいルーテル教会系の教団が誕生しました。

「西日本福音ルーテル教会」とは?

ノルウェー、フィンランドの信徒主義の伝統に立つ宣教会によって生まれた教会です。
「聖書信仰・万人祭司・恵みの賜物の強調・信徒主義・簡素な礼拝・長老制」が特色です。

マタイ10:7のみことばのもと、「伝道と献身者養成に励もう」という活動方針で歩んでいます。
時が良くても悪くても、いつでも福音のみことばを、イエス様の愛を人々に伝えるため、新たな伝道のかたちを進めつつ、聖書のみことばを語る若い世代の牧師・伝道師が起こされるように祈りながら、働き方の改革や信徒奉仕者の育成などにつとめています。

「新田キリスト教会」とは?

中国が福音の門戸を閉ざした後の1951年、ノルウェージャン・ミッション・アライアンス教団(以下、NMA)は、千葉県を宣教の地と決めました。
この決定に従い、ヴェレイデ宣教師夫妻が市川市に導かれ、10年後、ノルウェー風の会堂が建てられました。当時、周囲は田圃であり、江戸川の土手が見渡せたとのことです(現在は住宅地、JR総武線市川駅から東へ徒歩10分)。

それから40年近くの年月が重ねられる間に、神様の導きによって西日本福音ルーテル教会との交わりと協力関係が進み、NMAの祈りにも支えられ、西日本福音ルーテル教会の一員となりました。

新田キリスト教会(新田福音ルーテル教会)は西日本福音ルーテル教会とヴィジョンを共にしつつ、キリストの愛を伝え、またNMAの伝統でもあるディアコニア(社会奉仕)の働きに祈りと関わりを持ちつづけて歩んでいくことを願っています。

2024年度は、エフェソ1:23のみことばのもと、「建てられる!主の身体」という主題で歩みます。
新型コロナウイルス感染症の時期を経て、昨年度、「主の家族」として改めて歩みを進め始めた私たちが、今年、成長し、変化し、前進していく「主の身体」として建てられていくように、という願いがここにあります。
新田教会は、60年以上を経た会堂を、近々、大規模にリフォームする計画を持っています。大きな働きを前に、私たち教会は、すべての人を父なる神様のもとへ導かれ、またそのためにすべての人に仕えられたイエス様の身体であることを覚え、すべての人に福音を届けるにふさわしい教会活動や会堂のかたちを、今年、みことばを通して、神様に見せていただき、リフォームを実現していきたいと願っています。
一年の主題を思い起こすテーマ賛美は、「主は教会の基となり」(『讃美歌21』390)です。

牧師は?

現在の牧師は、石丸潤一牧師です。

1975年長崎県佐世保市に生まれ、1997年に松江福音ルーテル教会で洗礼をうけました。
2001年、牧師として神様と人々に仕えたいという願いをもって、神戸ルーテル聖書学院に入学。その後、神戸ルーテル神学校へ進み、伝道師の経験を経て、2009年に牧師按手を受けました。

趣味は音楽(歌)。学生時代に混声合唱団に所属し、島根県民ミュージカルではソロをつとめました。

教会の働きのかたわら、特に賛美・音楽に深い関心を寄せて働いています。現在、西日本福音ルーテル教会賛美委員会のほか、4ルーテル讃美歌委員会(2021年10月に分冊1が出版された『教会讃美歌増補版』の日本語詞作成作業等)、韓国賛美宣教団オンギジャンイの日本ツアーのサポート(日本語詞作成作業等)などに携わっています。

「2020年からチャレンジしていましたヘアドネーションを終えました!(2023.7.13)
 髪の毛まだまだ元気ということで、2回目のチャレンジを検討中です^^」