2024年1月28日(日)

=あなたが神の権威を感じ取るために=

<福音書>マルコ12128

イエス様は、カペナウムの町に入り「さっそく、安息日に会堂に入って教えられ」、人々は、その権威ある教えに驚きました。神の権威は、律法学者たちの“ラビの権威”よりもはるかに優れたものだからです。

そこに神の教えと人の教えの明確な区別があります。人の教えは、ただ知識を語り律法を人々に押し付けるだけです。それを聞く人は、仕方なく従うだけです。しかし神の教えは、それを聞く者の心の内に神を感じさせるのです。

私たちに必要なことは“神の教え”を聞いて心を内に燃やすことです。聖書のみことばが正しく解き明かされ、私たちがみことばを正しく聞く時に、私たちの心は内に燃えるのです。

聖書のみことばは、私たちにイエス・キリストを教え、その者の内に主を愛する思いを湧き起こさせます。それ故、私たちはそこに“神の権威”を見い出すのです。

またイエス様は、神の権威によって、人から悪霊を追い出されました。悪霊は言います『イエスよ、私たちと何の関係があるのですか』。

神の権威を持つイエス様と、神の権威に逆らう悪霊との間には、何も共通するものはありません。だから悪霊は言います。「何も共通するものはないのだから、係わらないでくれ」と。

悪霊はイエス様が誰かをよく知っています。悪霊は、イエス様が神の権威を持つ方だと知っていながら、神に従わないが故に悪なのです。

人は、神の権威に触れたとき、心に新鮮な驚きを覚えます。礼拝において、私たちは神の権威に触れます。「あなたは、礼拝の中に神の権威を見い出していますか」。まことの礼拝は、そこにイエス・キリストがおられる礼拝です

イエス様がともにおられる礼拝を守っている者は、その心は内に燃やされるのです。

聖なる驚きは、人をイエス・キリストに導きます。 クリスチャンライフは<神の権威の再発見の連続>です。人は、信仰の目をもって周りを見たときに、いたるところに神の愛と神の権威を見い出します。クリスチャンライフは驚きの連続です。

私たちも、日々の信仰生活の中で「神の権威を見つめて」、“すばらしい神の恵みの再発見”に生かされましょう。主は、あなたに聖なる驚きを見せてくださいます。