2023年11月19日(日)

=あなたの信仰生活が祝福されるために=

<福音書>マタイ251430

主人は、自分の財産を三人のしもべたちに委ねて旅に出ました。委ねるとは、当然、そこに主人の願いが込められています

彼らは、与えられたタラントを適切に管理することを求められました。主が命じておられることは、与えられたタラント(才能)を主のために輝かすことです。それが管理することです。

さて主人は、彼らが与えられたタラントをどのように管理したのか、報告を聞きほめてやりたいと願っていました。

主人は、5タラント及び2タラントのしもべをほめました。『よくやった。良い忠実なしもべだ。主人の喜びをともに喜んでくれ』。

ここに主人の喜びがあります。そのキー・ワードが<忠実>です。主人は、しもべたちが<忠実>を示す機会を与えるために、タラントを与えて旅に出たのです。

しかし1タラントのしもべは、主人の思いを理解しなかった。彼は、主人の1タラントを地面に埋め、そのまま返せたことで満足していた。

それは忠実な者のすることではありません。“忠実”とは、主人の思いを知ってそれに従うことです。

では私たちは、与えられた恵みをどのように管理すべきでしょうか。ここでイエス様は、私たちに<喜び>を与え、<喜び>の中へ私たちを引きずり込もうと語っておられます。

神が私たちに与えられる財産は<愛の財産>です。それゆえ、神の愛の財産を預けられた者は、他の人を、その財産をもって生かさないわけにはいかないのです。

神の愛を知っているあなたは、預けられたものを、地面を掘って埋めることはできません。<神の愛の財産に生きる>生き方は、神の聖霊に満たされている者だけに許された生き方だからです。

私たちの内には、神の願いに応えるための何物もありません。すべてのタラントも、聖霊も神から与えられました。

そうであるなら、しもべとしての私たちには、主人である神・イエス様の願いに応える以外の道はどこにもありません神の愛の財産を受けた私たちは、主に従う以外に道はないのです。

主から預けられたタラントを感謝するとき、あなたは聖霊により、喜びに満たされ、この世にあって「天の御国に生きる者」と変えられるのです。