2023年8月20日(日)

=あなたがイエス・キリストを見続けるために=

<福音書>マタイ15章21~28節

イエス様がツロとシドンの地方に来られると、一人のカナン人の女性が、娘から悪霊を追い出していただくためにやって来ました。

私たちは、この女性から教えられます。まず①「イエス様が誰であるかをハッキリと知る」ことです。女性は、イエス様のわざを伝え聞いて、イエス様がメシヤであることをハッキリと知ったのです。

次に②「あきらめずに願い続ける姿勢」です。女性は叫び続けました。しかし、イエス様の返事はありません。でも女性は「イエス様ならできる」と確信して叫び続けたのです。

神に叫ぶことは、祈ることです。忍耐して祈り続けることは、クリスチャンの特質の一つです。“神は、必ず祈りを聞いてくださる”ことを知っている者が、忍耐して祈り続けるのです。

三つ目は③「大胆の祈ること」です。弟子は「女を去らせてください」と願いますが、イエス様は『イスラエルの民以外には遣わされていません』と言われます。

しかし女性は、大胆にでも謙虚にイエス様の前に出てひれ伏したのです。この大胆な行動は、彼女の信仰から出てきたものです。女性は、イエス様がメシヤであると知っていたからです。

信仰は人を謙虚にし、その者を大胆に神に近づけるのです

次に④神の前に自分は小さい者であることを認め、謙虚に信仰を言い現わすことです。

イエス様は『子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのは良くない』と言われます。

しかし女性は、自分が小犬であることを認め、自分の信仰を言い現わしたのです。『ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパン屑はいただきます』と。

イエス様は、この女性の信仰に驚かれました。それで「あなたは大きな信仰を持っている」と言われたのです。

女性は、①イエス様が誰かをハッキリと知っていました。 ②あきらめずに祈り続けました。 ③大胆に祈りました。 ④謙虚に信仰を言い現わしました。それが大きな信仰の持ち主です。

信仰とは、神とその者との個人的な関係です。

そしてあなたが、イエス・キリストをしっかりと見続け、イエス様と結び合わされている時、主はあなたを“大きな信仰者”としてくださるのです。

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