2023年7月30日(日)

=あなたがより深く神を知るために=

<旧約>Ⅰ列王記3115

神はソロモンに語られました「あなたに何を与えようか。願え」と。ソロモンは、「善悪を判断して民をさばくために聞き分ける心」を願いました。

それは、神の御心を知って、善悪を神の基準に照らして見分ける知恵です。 神の御心を知ることは、クリスチャン人生を豊かにするために不可欠なものです

ソロモンは、神の御心をどのように教えられたのでしょうか。

①ソロモンは父ダビデから学んでいた。ソロモンは、ダビデが常に神の近くにおり、神もダビデに恵みを与えられたのが分かったのです。

私たちも、他の信仰者の方々から礼拝を守る姿勢、いつも喜んでいる姿を教えられます。

②ソロモンは自分が王座に着いたのは、神の恵みだと理解していた。ダビデ王の後継者としては、兄(アドニヤ)が有力でした。そのような状況の中でソロモンは王になったのです。

そこにソロモンは、神の導きと恵みを見たのです。神の御心を教えられるためには、神の恵みを忘れないことです。

③ソロモンは、自分はイスラエルの王としては、未熟であることを知っていた。人は神を知れば知るほど、自分の小ささを知ります。

しかし自分の小ささを知った者を、神は大きな者として、大きな仕事を任せられるのです。

④国の民は大変多く、複雑な社会が広がっていた。ソロモンは知恵によって国を治めねばならなかった。だから神の御心を求めたのです。一人ひとりが神の御心を求めて歩むのが教会です。それには知恵が必要です。

それでソロモンは『善悪を判断して民をさばくために聞き分ける心』を願ったのです。これは“主の御心”にかなうものでした。

主の御心にかなう願い事は、主の御心にかなう者の心から出てきます。神がソロモンの願いを良しとされたことは、ソロモンを御心にかなう者と認められたのです。

主はあなたにも言われます。「わたしはあなたに最も良いものを与えよう。それを願え」と。願うことは祈ることです。祈ることなしに神の恵みは与えられません。

『この願い事は主の御心にかなった』(10)このことばは、私たちがもっとも大切にすべき判断基準です

私たちが神の御心を第一として祈るとき、主はあなたに必要なすべてのものを備えてくださいます。あなたは何を祈りますか。

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