=あなたが希望の光に生きる者とされるために=

<福音書>ヨハネの福音書115, 914

『光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった』(ヨハネ1:5)。

“やみ”とは人々の心の暗い部分(罪)であり、“光”とはイエス・キリストのことです。すべての人は、心に暗い部分を持っており、光を必要としているのです。

しかし、世の中の多くの人々は、自分の心が罪で暗いことに気が付いていない。また光は、やみが暗ければ暗いほど鮮やかに輝きます。

同じようにイエス・キリストが放つ光は、自分の心の中が罪で満ちており真っ暗で絶望的な状況であることを知っている者の心の中で、より明るく鮮やかに輝やくのです。

また「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった」(ヨハネ1:4)とあります。この“いのち”とは、永遠のいのちです。

イエス・キリストは永遠のいのちを持っておられるので、信じる者を永遠のいのちに生かすことができるのです。

キリストは、罪に汚れた暗い心の人々を、永遠のいのちへと導く光として地上に来られたのです。それがクリスマスの喜びです。イエス・キリストは希望の光なのです。

その希望の光が世に来たのに人々は、イエス・キリストを信じようとはしなかった。人々が永遠のいのちよりも地上の栄光を求めたからです。

今、イエス様が世に来られて2000年以上が経ちますが、人々の心は暗く依然としてやみの中に住んでいます。しかし、イエス・キリストの光は、今もすべての人の永遠のいのちの希望の光です。

今も人の心の中にはイエス・キリストの希望の光が輝いています。その希望の光とは、皆様方が放つ光です。

2000年前、ベツレヘムの家畜小屋でともった一つの光。その希望の光が、キリストを信じた人から次の人へと引き継がれ、今あなたの心の中で輝いているのです。

今日、ここにおられるすべての方の心の中にイエス・キリストが与える希望の光が灯りました。

その希望の光が、皆様方の心の中でますますその輝きを増し加え、やみの世を照らす新たな希望の光として用いられますように願っています。

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