=人は復活のイエスに会わなければならない=

ヨハネの福音書20118

安息日が明けた朝、女たちがイエス様の遺体に油を塗るために墓に向かいました。その一人がマグダラのマリヤです。マリヤが墓に来ると墓をふさいでいた石がすでに動かされている。

驚いて中を見るとイエス様の遺体がない。女たちは、弟子たちのところへ走って戻りました。女たちも、イエス様が復活されたとはまったく想像できませんでした。

さて、マグダラのマリヤの報告を聞いて二人の弟子がイエスの墓に向かいました。

二人の弟子は「見て、信じ」ました。彼らは、イエス様ご自身がよみがえられたことを信じたのです。しかし、彼らはイエス様の復活を旧約聖書の預言と結びつけることができず、中途半端な気持ちで自分たちの家に帰ってしまいました。

それで、彼らはイエス・キリストの復活を喜ぶことができなかったのです。

一方、マリヤは泣いていました。その涙は、彼女がどれほどイエス様を愛していたのかを表わす涙です。そのような者に、イエス様の方から近づいてくださるのです。

マリヤは、自分に近づいてきた男性がイエス様本人であることを知り、主にすがりつかんばかりに喜んでいます。復活の主にお会いした喜びです。

そこで聖書は、私たちに語りかけています。「復活の主に会いなさい」と。

あなたの周りに、復活のイエス・キリストに会った喜びを全身で表しておられる方はおられませんか。主はあなたのそばに立っておられる。

マグダラのマリヤは主に会うために二つのことをしていました。

一つは泣いたことです。私たちも泣かなければならない。それは自分の罪を悔いる心です。

もう一つは、振り向くことです。この世のことに奪われているあなたの目を、イエス様の方に向けるのです。その時あなたの目は、あなたのすぐそばに立っておられる復活のイエスを見ます。また、あなたは復活のイエスに会った喜びを語る者へと変えられるのです。それ故、主イエスの復活は、あなたを永遠の滅びの絶望から永遠のいのちの喜びへと導くのです

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