2024年1月17日(水)

<讃美歌>讃美歌402番「うれしき恵よ」

<聖書日課>ルカ18章15~17節「素直な信仰」

福音書記者ルカは、18章において、イエス様が短い例話や出来事によって教えられた幾つかのことをまとめました。 その一つが、「何も疑わずに信じること」を教えられた今日の箇所です。

人々は、イエス様に触れていただこうと、幼子たちを連れて来ました。 その人たちは、それまでのイエス様の話を聞き、またイエス様の行われた不思議なわざを見て信じた人たちです。

その人たちが、「子どもたちを祝福して欲しい」との願いをもって、わが子をイエス様のところに連れてきたのです。 それは、イエス様を救い主と信じた者にとってはごく自然な願いです。

しかし弟子たちは、その人たちを叱りました。イエス様は忙しく働いてこられ、疲れておられる。子どものことで、イエス様を煩わすのは失礼だとの思いがあったのでしょう。

それでイエス様は弟子たちに言われました。「子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません」。

子どもは、言われたことを素直に受け取ります。疑うことをしません。イエス様は、そのような信仰を望まれました。

人は、神のことばを聞いていろいろな事を言います。「そんなことは常識的に考えられない」、「私は、奇跡を見れば信じよう」。なんと多くの人々が、神の前につぶやいていることでしょうか。

でもイエス様は、私たち信仰者にも「あなたの信仰はどうですか」と問いかけておられないでしょうか。

「あなたの信仰は、子どものような素直な信仰ですか」と問いかけておられます。「素直な信仰なら、子どものように喜びましょう」と勧めておられます。

私たちも、社会の中にあっていろいろな人と係わり合いながら生活しています。その人々に、素直な気持ちで喜んで信仰を証しさせていただきましょう。

私たちが、子どものようにイエス様を受け入れるときに、主はあなたに喜びのことばと感謝の行いを与えてくださいます。

すべてを主の手に委ねる信仰生活は、喜びと感謝に満ちたものなのです。

今日からの、あなたの信仰生活が祝福され、証の喜びに満たされますように祈っております。

アーメン