2023年9月6日(水)

<讃美歌>讃美歌337番「やすかれ わが心よ」

<聖書日課>マタイ12章22~32節「サタンの家財を開放する」

12章29節のたとえは、ちょっと難解なたとえ話です。

「まず強い者を縛り上げるのでなければ、強い者の家に入って家財を奪い取ることが、どうしてできるでしょうか。縛り上げれば、その家を略奪できます」。

強い者とはサタンです。その強い者を縛り上げるのはイエス様です。そして、強い者の家の中の家財とはサタンによって誘惑され、神から引き離されている人々です。

強い者サタンは、多くの人々のたましいを誘惑して自分のものとしています。それらの誘惑された人々を取り戻すために、イエス様は地上に来られ、十字架に付いてくださったのです。

サタンは人の罪を指摘することによって、神からその人を引き離し、その者を自分の持ち物としています。 しかしイエス様は、十字架で血を流すことによってすべての人の罪を赦されたため、

サタンの力は無力なものとされたため、強い者(サタン)を縛り上げられました。それで、サタンの持ち物(家財)とされていた人々を取り戻されたのです。

しかしながら、多くの人はイエス様の十字架の事実を信じようとはしません。

それは人の子に逆らうことばを口にする罪です。その罪は、赦されます。その罪は、一時的に惑わされてイエス様を否定することばを言うからです。

その代表的な例が、イエス様の裁判の時のペテロの否定です。 しかしイスカリオテ・ユダは、外見上はイエス様に仕えているように見せかけても、心では、自己と悪魔に仕えていたのです。それが、聖霊に逆らう罪です。

今も、私たちの周りにはサタンに捕えられて、サタンの持ち物(家財)となっている方々が大勢おられます。

しかし、すでにサタンの力は無力な者とされました。そのことに励まされて、私たちはますます力を得て、主に頼ってサタンの家から家財を持ち出しましょう。

あなたの主にある働きが、ますます主によって祝福されたものとなりますように願っています。

アーメン

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