=私たちが神のことばに聞き続けられるように=
<福音書>ヨハネの福音書1章1~18節
1章1節で注目すべきことばが二つあります。
一つは“ことば”です。この“ことば”は、イエス・キリストを象徴しています。
もう一つは“あった”です。これはイエス・キリストが永遠の昔から永遠の未来に至るまで存在される神であることを語っています。
4節『この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった』。ここでは“ことば”の二つの性質を語っています。
(1)一つは、永遠のいのちを持っていることです。イエス様は、ご自身が永遠の存在なので、信じる者にも永遠のいのちを与えることが出来るのです。
(2)もう一つは、“人の光”であることです。光の働きには二つあります。
・一つは、隠れているものを見えるようにする働きです。人はキリストの光に照らされて初めて自分の罪深さと、神とともに生きるすばらしさを教えられるのです。
・もう一つは、安心感を与えることです。罪とともにいることは不安を持つことです。人の心は、罪を処理してくださったキリストに気が付いた時、平安へと変えらます。
にもかかわらず人々はイエス様を迫害した。私たちもイエス様を迫害していないか。神様/イエス様に関することを後回しにするのは闇の力に負けることです。
あなたは、ことばなるイエス様を認めているか。あなたはイエス様を悲しませてはいないか。
キリストがご自分の所有物のところに来られたのに、所有物である人々は受け入れなかった。(11節)
そのように拒否する者に向かっても、主は「“ことば”を受け入れた者には、神の子とされる特権を与えよう」と言われる。まさしくイエス・キリストは、今も神のことばとして人々に語り続けておられる。
ことばなる神は、聖書のみことば/人の口/様々な出来事を通して語りかけておられる。私たちの信じている方は<語り続ける神>です。
神様に聞き続ければ、主はあなたに福音のすばらしさを告げられる。(エレミヤ33:3)
2022年、私たちは<語り続ける神>のみことばを、<聞き続ける民>として過ごさせていただきましょう。
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