=あなたが正しい人生の羊飼いに導かれるように=
<福音書>マルコの福音書6章30~34、53~56節
派遣された弟子たちは、村々で病を癒し、悪霊を追い出して帰って来ました。
その弟子たちの後を追って多くの人たちも押し寄せてきました。そこで弟子たちは、舟に乗り、休むために寂しい所へと向かったのです。
人々は、弟子たちの後を追ってその所に着いてしまった。
それでイエス様は、弟子の後を追いかける群衆を見て「羊飼いのいない羊のようだ」と憐れに思われた。
そのためイエス様は「あなた方の本当の羊飼いは、わたしである」ことを示すために5,000人の給食の奇蹟を行われました。
私たちも、間違ったものに従うことはないでしょうか。
私たちの羊飼いであるイエス・キリストが座るべき私の心の王座に、自分自身が座ってはいないでしょうか。
その時、私たちも<羊飼いのいない羊>になっているのです。
その時は、聖書のみことばに立ち戻り、あなたの羊飼いをもう一度見つけ直してください。
さてその後、舟に乗って向かったところでは、人々はすぐにイエスをそれと認めました。
「それと認める」とは、イエス様が本当の羊飼いであると知ることです。
人々は「自分たちが従うべきはイエス様だ」と気がついたのです。
私たちは、イエス様をもう一度、それと認める必要はないでしょうか。
私たちは、以前は<真の羊飼いイエス>に気づかない罪人でした。
しかし、そのような私たちが、イエス様を<私の真の羊飼い>と教えられ、私たちは福音を伝える者とされました。
世の人々の中には、心に淋しさを感じ、これからどこを向いて進めばよいのか悩んでおられる方も多い。
それが今の世の<羊飼いのいない羊>の姿です。
私たちは、そのような方々へも「イエス・キリストこそが、あなたの真の羊飼いである」ことを伝えるために召し出されています。
そのために、私たちはイエス・キリストにまったく身を委ね、その声に聞き従うことが求められます。
あなたが、まったき信頼をもってイエス・キリストに従うからこそ、あなたは世の迷える羊を、真の羊飼いのもとに連れてくることができるのです。
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