
=あなたが地上で神の国を喜ぶために=
<福音書>ルカの福音書10章1~11、16~20節
イエス様は、70人の弟子たちを魂の収穫のために遣わされました。それは狼の中に小羊を送り出すようなものですが、その方法が一番良いと考えられたのです。
みことばを伝える者が弱ければ弱いほど、その者は主に頼るのです。
福音宣教は神のわざです。弟子たちがいくら頑張っても、イエス様がともに働いてくださらなければ決して伝えられません。
私たちも、主のために誰かの魂を獲得しようとする時、まず私たちがまったく神様に頼り、神様から知恵と力を頂かなければ、魂の獲得はできないのです。
私たちは、福音宣教の主体は、神様/イエス様であることを知る必要があります。
弟子たちのことばは「神の国が、あなたがたに近づいた」です。それは「神の国の平安は、すでにやって来て、今私たちとともにある」です。
そして今、主は私たちにも語っておられます。「あなたの所にも、神の国はすでに来ている。あなたは、その神の国に生きて、神の国を告げなさい」と。
なぜなら、私たちは、すでに神様の支配に捕らえられてしまっているのです。 その事は、世の人々があなたの内に神様の現実の働きを見ることができるということです。
クリスチャンとは、未来の永遠のいのちを確信して、今を喜んで生きる者です。
その喜んで生きるあなたの姿を見て、人はあなたの内に神様が生きて働いておられることを知るのです。
「神の国が、あなたに近づいた」。このことばは、私たちに二つのことを教えます。
一つは、私たちも罪を悔い改めるべき者であることです。私たちは、日々の罪をも悔い改めキリストの十字架の血によって赦されたことを常に感謝するのです。
もう一つは、私たちは、すでに神の国のすばらしさを受け取っていることです。
今のこの瞬間も、私たちは永遠のいのちに生き始めているのです。
罪の赦しの感謝と永遠のいのちの喜びは、世の人々に向けての、私たちのからだ全体から溢れ出る神の国のメッセージです。
そのことはイエス様にすべてを委ねるときに、あなたの内に実現され、あなたはイエス様のために魂を収穫する者と変えられるのです。
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