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<福音書>Ⅱコリント6113

パウロはコリント教会の人々に「神様の恵みを受け取ってください」と懇願しています。神様の恵みとはイエス・キリストの福音です。

コリントの人々は、パウロが教会を作ったときは純粋な信仰を持っていた。でも今、コリント教会にはいろんなことを主張する人が出てきた。

そのような教会のためにパウロは『今は恵みの時、今は救いの日です』と言ってお願いしているのです。

何故パウロは自分に逆らう人々のためにお願いするのか。それがキリストの福音に生きる者の使命だからです。

パウロは神の栄光を現わすために、忍耐の限りを尽くして神様にも人にも仕えた。

それ故パウロは『自分を神のしもべとして推薦している』と言い得るのです。

パウロの忍耐は、コリントの人々への<神の愛の推薦状>です

苦しみは、世の人にとっては絶望でしかない。でもキリスト者にとって<主にある苦しみ>は、忍耐を生み出す<希望の光>です

そして、その忍耐をもって主の福音を語る働きは、パウロ以降も、自分を推薦状とする多くの信仰者によって受け継がれて来ました。

今あなたは、誰かにご自分をキリストの推薦状として差し出しているでしょうか。

クリスチャンは、自分自身がイエス・キリストの推薦状なのです

また一方では、私たち信仰者は、常に推薦状を受け取る立場にもあります

私たちは、不完全な信仰者です。それで私たちは互いに励まし合うことが必要です。

私たちは、①礼拝を喜んで守っておられる方を見て励まされます。②奉仕を喜んで担当してくださる方を見て教えられます。

③喜んで周りの人に声をかけてくださる方を見て感謝します。 そのようにして、私たちは互いに支え合って主に仕えるのです。

そのようにして、主は、今もすべての人に恵みを与えようとされています。

それ故『今は恵みの時、今は救いの日』なのです。私たちは常に、神様の前に心を広く開けようではありませんか。

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