=あなたが生きている神様に導かれる者となるために=

<使徒書>使徒の働き2121

私たちが、ペンテコステの出来事から教えられる一つは、聖霊に満たされなければ、宣教の働きを続けることはできないことです。

弟子たちですら、イエス様が逮捕されたとき逃げ出したのです。主イエスの復活の証人であり続けることは、自分の意志や願望によってできることではありまないのです。それはその者に主の御霊が臨み、復活の主の真実性を、生き生きと見つめ、主とともに生きる者となって初めて可能となります。

弟子たちも聖霊に満たされた後、国々に散って神の教会を建て上げたのです。

神の教会を建てるのは、神様ご自身の働きであり、弟子たちはその道具として働かせていただいただけです。その原則は今も変わりません。私たちも一人ひとりも聖霊によって心が満たされなければ、教会を建て上げ、その地域に福音を伝えることはできません。

初代教会の時代、宣教の働きを困難にする要因はいくつもありました。

弟子たちの人間的な弱さ。社会的迫害の増加。人間的/社会的側面から見れば、初代教会は発展する要因に乏しかった。にもかかわらず、教会は進展し全世界に福音を語り伝えたのです。それは、神様がご自身のみわざと御心を確実に前進させ、歴史を導いておられたからです。生ける神こそ、歴史の支配者なのです。私たちも、聖霊に満たされなければなりません。人は、聖霊に満たされて神様をほめたたえることを教えられます。

12弟子たちが他国のことばで話し出した時、敬虔なユダヤ人たちは非常に驚きました。 それは、神のご計画に思いを馳せて驚いたのです。しかし12弟子たちは、彼らに向かってはっきりと聖霊の働きについて語りました。

このペテロと11人の弟子たちが、聖霊の励ましにより、神様のみわざを大胆に語る姿こそが教会の姿です。ここに教会の原点があるのです。

ペンテコステから2000年が経過しました。私たちは教会の歴史の中に、神様の意志を見ているでしょうか。もう一人の助け主である聖霊は、昔も、今も、これからも、あなたの心をイエス・キリストを知っている喜びで満たしてくださいます。

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