
<讃美歌>讃美歌271番「主は教会の基となり」
<聖書日課>Ⅰ列王記8章54~65節「主こそ神」
ソロモン王は、主のために神殿を建てました。大変荘厳なすばらし神殿だったようです。
そのエルサレム神殿の完成を祝う式で、ソロモンは多くの民衆を前にして祈り(Ⅰ列王8:22~53)、その後、向き直って民衆を祝福しました。その祝福のことばが、今日の箇所です。
そこで、ソロモンはこのように言っています。『私たちの心を主に傾けさせ、私たちが主のすべての道に歩み、私たちの先祖にお命じになった命令と、 おきてと、定めとを守るようにさせてください』。(8章58節)
そしてそれは、『地上のすべての国々の民が、主こそ神であり、ほかに神はいないことを知るようになるためです』と言っています。(8章60節)
今、ソロモンは絶頂期にいます。神が、ソロモンに知恵と富と誉を与えられたからです。(Ⅰ列王3:11~13) そのためソロモン王は、ますます神を畏れるようになったのです。
神殿は神の宮です。神の宮は、神をほめたたえるためにあります。
今、新約の時代になって、教会もまた私たち自身も<神の神殿>とされました。
Ⅰコリント3章16節で『あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか』と言われています。
ソロモンにあり余る祝福を与えられた神は、今、私たちとともにおられるのです。
ソロモンは、神のご臨在を強く強く感じて民衆に祝福のことばを宣べていますが、その同じ神が、今、八鹿教会の一人ひとりの内にいて、日々歩んでくださっているのです。
私たちは、その”主がともにおられる幸い”によってもっと豊かに心を満たしていただきましょう。
しかしそのことは、私たちの努力でできるものではありません。ソロモンが言っているように「私たちが主に心を向ける」時に、私たちはそのように変えられるのです。
主はソロモンを祝福されたように、私たちをも、八鹿教会及びそこに集う一人ひとりを祝福したいと願っておられます。
私たちは、更に心を主に向け続け、主からもっと大きな祝福を頂きましょう。その時、私たちを見る多くの人々が、私たちの内に主が宿っておられることを知るようになるのです。
これからも、主が皆様方とともに歩んでくださいますように。
アーメン
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