=今、あなたがより天の御国に近づくために=

<福音書>マルコの福音書122834

一人の律法学者が、イエス様に尋ねました「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか」。

その問いにイエス様は『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』と答えられ、そしてもう一つ付け加えられました。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』。

人は神様との関係を確立するからこそ、隣人を愛することができるのです

しかし、私たちはこのことを心に刻むべきです。「私たちは、自分の力で、神である主を愛することも、隣人を愛することもできません」。

私たちは「を愛するようにされ」、「隣人を愛するようにされる」のです。そのために、イエス・キリストが来てくださったのです。

イエス・キリストが地上に来てくださり、神である主を愛し、すべての隣人を自分自身のように愛して十字架で血を流してくださった。

そのイエス様を「罪からの救い主」と信じる者は、天の御国に相応しい者とされる。これが福音の賜物です。

その賜物を受け取るとき、私たちは、神である主を愛し、隣人を愛する者へと変えられるのです。イエス様に質問した律法学者に必要なのは、イエス様を信じて、そのように生きることだったのです。

私たちは、すでにイエス様を信じて、神の国を知っている者です。

しかし、イエス様が律法学者に「あなたは神の国から遠くない」と言われた時、そのことばによって主は、あなたに「もっとわたしの近くに来なさい」と言っておられるのです。

イエス様は言われる「わたしは、もっとあなたの近くにいたい」と。

私たちは神様が差し出された賜物(罪の赦しの事実と聖書のみことば)を、もっとしっかりと握りしめようではありませんか。

あなたが、そのプレゼントをしっかりと握りしめるとき、あなたは「あなたを見る人が、あなたの生活の中にキリストを見出す」そのような者へと変えられるのです。

その時、あなたはご自分と神の国との距離が、グッと縮まったことを感じるでしょう。

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