
2023年8月13日(日)
=あなたが主の声を聞き続けるために=
<福音書>マタイ14章22~33節
5,000人の給食の奇跡はインパクトの強い奇跡でした。でも弟子たちは、イエス様が神であることを悟らなかった。それでイエス様は、弟子たちに、もっとも大切なことを教えるために祈られたのです。
その祈りの答えとして、湖の真中で強い風が弟子たちの舟に吹き付けたのです。弟子たちは教えられねばならなかったのです。
イエス様は山に登って二つのことを祈られました。
一つはご自分のための祈りです。イエス様はがっかりされました。偉大な奇跡を見ても、誰もそれが神の恵みであることに気がつかなかったからです。
私たちも、救われた経験を人に話します。でもそれを聞いた人の反応は鈍い。誰も神を見ようとしない。それでがっかりする。その時、私たちも神から励ましを受けるために祈る必要があります。
またイエス様は、弟子たちのために祈られた。弟子とは、イエス様を通して父なる神を見る者です。イエス様の内に神の姿を見なければ、弟子は弟子としてあり続けられません。
この時、弟子たちは困難な状況の中にあって神を見上げるために試されていた。人の心は、神を知ることにおいて本質的に鈍感です。
それで、神は人をふるいにかけられます。それによって神を見い出すためです。人にとって、問題があることが問題なのではなく、問題の先に神がおられることに気がつかないことが問題なのです。
あなたの最大の財産は、イエス・キリストを知っていることです。
さて、真夜中の湖の真中で荒れた波に苦しむ弟子たちの所に、イエス様が水の上を歩いて近づかれました。弟子たちは恐れました。
その弟子たちの恐れを打ち消したものは「わたしだ。恐れることはない」とのイエス様のことばです。
信仰とは、どのような状況にあっても、イエス・キリストを見続けることであり、その者の心から恐れを締め出すものです。
私たちが困難なことに遭遇した時、求められることは主の声を聞き続けることです。 そのようにして私たちは励まされ、イエス様が神であることを教えられます。
そして、そのような私たちが恐れから解放され、キリストを証しする者と変えられるのです。
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