
<讃美歌>讃美歌20番「心をあわせ 喜び歌え」
<聖書日課>Ⅰコリント3章10~17節「神の家」
3章10節のみことばは、私たちにクリスチャンとはどのような者なのかを明らかにしています。
『与えられた神の恵みによって、‥私は、‥土台を据えました』。
今日は2021年最後の祈り会ですが、この一年を振り返りますといろいろ神様に感謝すべきことがあったのではないでしょうか。
Ⅰ、物質的には、教会会計はいろいろな出費があったにもかかわらず、満たされていることは感謝です。
45周年記念誌の発行に向けて、準備が進めらたことも喜びであり、また教会の墓地が与えられたことも大きな恵みでした。
Ⅱ、霊的には、一人ひとりが礼拝(みことば)によって、奉仕によって、交わりによって、信仰者として成長されていることを見ることが出来で感謝です。
それらの一つ一つの恵みや感謝は、八鹿教会の土台です。
その土台は、神様から与えられたものであり、パウロが11節で言っているように『その土台とはイエス・キリスト』です。私たちは、これから、与えられた土台の上に家を建てなければなりません。
今年与えられた恵みを土台として、来年(2022年)は、その上に新たな八鹿教会を建て上げたいと願っています。
私たちが建て上げるべき家は、2種類あります。
・一つは、一人ひとりが個別に建て上げる家です。これは、各自個別の信仰生活です。
この家は、日々の生活の中でみことば(礼拝/ディボーション)により、また祈りによって建て上げる家です。
・もう一つは、教会員全員で建て上げる家です。これは、教会全体の信仰の歩みです。
これは、全員の心をイエス・キリストに向けることによって築き上げられるものです。
パウロは16節で『あなたがたは神の神殿です』と言っています。これは、私たちがイエス・キリストの土台の上にどのような家を建てるべきかを暗示しています。
私たちが建てるべき家は、神様と私たちがそこで親密に交わることが出来る家です。もし一人ひとりが、自分勝手な家を建てるなら教会は成り立ちません。
コロサイ人への手紙3章14節でパウロはこのように言っています。
『これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです』。
キリスト者の愛は、心を主に向けるときに与えられる賜物(プレゼント)です。
一人ひとりが、愛によって個々人の家を建て、皆の者が、愛によって教会を建て上げるのです。
八鹿教会がこれからもそのように建て上げられていく時、教会は神様によってさらに恵みと喜びが増し加えられるのです。
2022年、八鹿教会の上に、一人ひとりの信仰者の上に、主の祝福が豊かでありますように願っております。
アーメン
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