
2025年01月08日(水)
<讃美歌>讃美歌382番「ここは神の」
<聖書日課>エペソ5章15~21節「知恵のある者」
パウロは、人が神の道を歩み続けるためには「知恵が必要だ」と言っています。なぜなら、人は楽しいことを求め、楽な道を歩もうとする傾向があるからです。その道の行き着く先は滅びです。
しかし、そのような道を歩む人は非常に多いのです。イエス様も山上の説教の中で「滅びに至る道は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです」と話されました。
それでパウロも、「あなたが滅びないために知恵を持ちなさい」と言っているのです。
パウロが言う知恵は、「主のみこころが何であるか」を悟る知恵です。そのような知恵が与えられるために、パウロは「御霊に満たされなさい」と勧めています。
人は自分の努力では御霊に満たされることはできません。人は基本的には自分中心主義であり、自己満足を求めるからです。
自分自身の欲求を満たそうとする者は、主のみこころが何であるかを知ろうとしません。御霊に満たされるために、パウロは21節で「キリストを恐れて、互いに従い合いなさい」と勧めています。
クリスチャンが互いに従い合うことは、イエス様が<告別説教>で語られた「あなたがたは、互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13章34節)と同じです。
2025年の八鹿教会の歩みも、互いに愛し合う歩みであるように願っています。
そのとき教会の中には、「主に向かって心から賛美する」(19節)歌声があふれ、「父なる神に感謝する」(20節)祈りの声が絶えることはありません。
そのような者が、<知恵ある者>と呼ばれるのです。 これからの皆様方の信仰生活が、主の知恵に導かれますように祈っております。
アーメン