2025年12月24日(水)
<讃美歌>讃美歌34番「われ今まぶねの」
<聖書日課>ルカの福音書2章1~20節「主の栄光を見る」
クリスマス礼拝の中でも触れましたが、ローマ皇帝アウグストゥスは税金を確実に徴収するために
全世界の住民登録をせよとの勅令を出しました。 しかし、そのことがきっかけとなって救い主がベツレヘムで生まれるとのミカ書の預言が成就したのです。
ミカは言います「ベツレヘム・エフラテよ、‥あなたからわたしのためにイスラエルを治める者が出る。その出現は昔から、永遠の昔から定まっている」。(ミカ書5章2節)
おそらくヨセフとマリアは、ローマ皇帝の勅令が出なかったら、ベツレヘムへ移動することはなかったでしょう。
主は、すべてを支配しておられます。ですからご自身を知らない者をも用いてご計画を成就されるのです。
そしてマリアがベツレヘムの家畜小屋でイエス様を産んだとき、救い主が世に来られた知らせは、羊の夜番をしていた羊飼いたちに知らされました。
羊飼いたちは、天使から救い主誕生の知らせを受けたとき、すぐに「ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう」と言って出かけました。
彼らは救い主の到来を待っていました。もし彼らが、救い主の誕生に興味がなかったのなら、きっとすぐには出かけなかったでしょう。
「今日はもう遅 いから、明日探しに行こう」とか、また「羊をここに残していくのは心配だから」と言って出かけなかったでしょう。
でも彼らは、大切な羊たちを野に置いて、すぐにベツレヘムまで行きました。だから彼らは、イエス様を見つけ<主の栄光>の目撃者となったのです。
主の栄光を見る。それは私たちにとってもすばらしいことです。
私たちは、イエス様ともっと深いレベルでお会いしたいと願っているでしょうか。
イエス様は、私たちの周りのいたる所におられます。聖書のみことばの中に、敬虔な信仰者の中におられます。 イエス様を真剣に探す者は必ず見出すのです。
あなたがこれからも、イエス・キリストをいたる所で見出し、主の栄光を現わす者として主に仕え続けられますように祈っております。 アーメン