
<讃美歌>讃美歌333番「山辺に向かいて われ」
<聖書日課>ルツ記3章1~13、4章13~22節「キリストにしがみつく」
ルツはモアブの女(1章4節)なので、ユダヤ人から見れば異邦人です。しかしルツは、義母であるナオミに必死にしがみついてユダヤの地ベツレヘムに帰ってきました。
ルツはナオミに言っています。「あなたの神は私の神です」(1章16節)。
ここにルツの信仰があります。ルツは、ナオミにしがみつくとともに、まことの神にもしがみついたのです。 そのようなルツの信仰を、神は喜んでくださいました。
ナオミは、自分にしがみついて異国の地までやって来たルツのために、<身の落ち着く処を>捜しました。それは、ルツが自分を買い戻す権利を持つボアズと結婚することでした。
そしてそのことは、異邦人の女ルツが、神の選びの民(ユダヤ人)の中に組み込まれることを意味します。
私たちは、そのようなルツとナオミの関係の中に、私とイエス様との関係を見い出します。
ルツはナオミに言います。「私におっしゃることはみないたします」。このルツのことばは、ナオミに対する信頼から出たことばです。
結果、ルツはナオミの導きのもと、ボアズと結婚してイエス・キリストの系図の中に組み込まれる幸いを得ました。
主は、私たちを霊的な選びの民として、天の御国へ導こうとしておられます。私たちは、イエス様に必死にしがみついているでしょうか。
どのような状況にあっても、「イエス様。私はあなたの言われることに忠実に従います」と言えるでしょうか。
あなたがイエス・キリストにしがみつくとき、主は罪の中からあなたを買い戻し、あなたを永遠の平安の中に導かれるのです。
あなたのこれからの信仰の歩みが、どのような時であっても、イエス・キリストと共に歩むものとなりますように願っています。
アーメン
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