
2025年01月15日(水)
<讃美歌>讃美歌288番「光のわが主よ」
<聖書日課>ルカ11章33~36節「イエス・キリストによって輝く」
「目は心の窓である」と言われます。人のその時の心の状態が目に表れるという意味です。
確かに人は、何か困難な問題に直面している時は心が塞ぎがちになり、そのような人の目はうつろな目になります。人の人生には、いろいろな困難が押し寄せてきます。
経済的に苦しくなる時があります。病で寝たきりになることもあります。人間関係がこじれて嫌な思いをすることもあります。そのような時、その人の目は死んだ魚のような目になってしまいます。
でもイエス様は、「あなたの目を宝石のように輝かせなさい」と言っておられます。
それは、あなたが経済的に苦しくても、病で苦しんでいる時も、人間関係で悩んでいる時も「目を輝かせなさい」と言っておられるのです。
目が輝いていることは、その人の心が満ち足りている証拠です。そして、あなたを取り囲む物理的な状況がどうであっても、神はあなたの心を満ち足らせるのです。
パウロはこのように言っています。『私の神は、キリスト・イエスの栄光のうちにあるご自分の豊かさに従って、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます』。(ピリピ4章19節)
神がイエス・キリストによってあなたの必要をすべて満たしてくださるので、私たちの心は満ち足り、私たちの目は輝くのです。
イエス様はあなたに注意を与えられています。35節『自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい』。 そうです。イエス様は「わたしから目を離さないでいなさい」と言っておられるのです。
私たちは、イエス様によって罪が赦され、イエス様によって天の御国への道が示され、イエス様によって神を教えられるのです。
それで、私たちがイエス様を見続ける時に、イエス様は私の心を主にある平安をもって満たしてくださり、私の目を輝かせてくださるのです。
その<主にある平安>は、世の何ものにも換えがたいものなのです。
あなたが、これからもイエス・キリストを見続ける信仰生活を過ごされますように祈っております。
アーメン