
2024年08月14日(水)
<讃美歌>讃美歌238番「いのちのかて 主よいま」
<聖書日課>ヨハネ6章35~40節「いのちのパン」
イエス様は「わたしがいのちのパンです」と言われました。この”いのち”はもちろん永遠のいのちです。肉体的ないのちを保つためには、人はパン(食物)を必要とします。
同じように、霊的ないのちを保つためには、人はイエス様が自分にとって誰なのかを知らなければならないのです。イエス様が私の罪からの救い主であることを信じること。それが「いのちのパンを食べること」です。
肉のいのちのために、人は食物を食べますがまた空腹を覚えます。人は水を飲みますがまた渇きを覚えます。
しかし霊的ないのちを保つために、いのちのパンを食べる者は、空腹を覚えることはありません。喉の渇きを覚えることもありません。
イエス様は言われます。『わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます』。(ヨハネ4章14節)
イエス・キリストを「私の罪からの救い主」と信じる人の心は喜びで満たされるのです。その喜びは決して失われることはありません。
クリスチャンは、いのちのパンを食べた者です。あなたの心は、どれ程の喜びで満たされていますか。いのちのパンは無尽蔵にあります。食べても食べても無くなりません。
ちょうど、5,000人の給食の奇跡で、5つのパンが無限に増やされたように、いのちのパンはあなたの心の中で増やされるのです。
イエス・キリストが与える”いのちのパン”。それはあなたの心の中で無限に増やされて、あなたをつくり変えるのです。
あなたが怒りっぽい性格であれば、優しい者と作り変えます。あなたが何事においても不安を感じる人であれば、いつも心の平安を抱く者とされます。あなたが悲しみを持つ人であれば、いつも喜ぶ者とされます。
なぜそのような者へとつくり変えられるのでしょうか。イエス様が約束されたからです。
『わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日に よみがえらせることなのです』。(40節)
イエス・キリストが与える”いのちのパン”を食べる者には、永遠のいのちが約束されているのです。 ここに絶対的な平安、何ものにも比べることのできない喜びがあるのです。
さあ、私たちはイエス様のもとへ行き、いのちのパンをいただこうではありませんか。
その時あなたには、更にイエス・キリストに似る者としてつくり変えられ、更なる心の平安、永遠に尽きることのない喜びが与えられるのです。
アーメン