2024年11月20日(水)
<讃美歌>讃美歌371番「いつくしみ深い」
<聖書日課>マルコ13章9~23節「気を付けるべきこと」
この箇所の最初と最後は、同じ意味のことばでくくられています。9節の「用心していなさい」と23節の「気を付けていなさい」です。
イエス様は、ここで私たちがいつも心にかけておかなければならないことについて語っておられます。
この箇所では、福音宣教に仕える私たちには迫害(嫌がらせも含む)があることが言われています。でもイエス様は、「迫害や嫌がらせに遭わないように用心していなさい」とは言っておられません。
イエス様は、どんな状況の時であっても、主に仕える者として「証ができるように気を付けておきなさい」と言っておられるのです。
イエス様の最大の関心事は、10節の「福音がすべての民族に宣べ伝えられる」ことです。
私たちは、自分がクリスチャンであることを公にすることをためらうことがあります。
特に但馬地域で生活していますと、自分の周りのすべての人がイエス・キリストに反対する人のように思う時があります。そのような状況であっても、イエス様は「心配するのはやめなさい」と言われます。
そのような時に、私たちの口に話すべきことばを与えてくださるのは”聖霊”です。イエス様は私たちに言っておられます「どんな状況であっても、聖霊があなたを導きます」。
だから、私たちが用心し、気を付けるべきことは、主の霊が私たちを取り囲んでいることを忘れないことです。
ダビデは詩篇139篇8節でこのように言っています。『たとえ私が天に上っても、そこにあなたはおられ、私がよみに床を設けても、そこにあなたはおられます』。
このみことばは、主は、ご自身に信頼する者とともにいてくださることを明確に語っています。ダビデは、そのようにして、主から大いなる恵みをいただきました。
私たちも、主の霊がすべてを導いてくださることを、忘れないように気を付けていましょう。そのような者を、主は「すべての人に福音を宣べ伝える者」として用いてくださるのです。
主に感謝して、 アーメン