2023年11月29日(水)

<讃美歌>讃美歌416「わがゆく道」

<聖書日課>ヨハネ5章19~40節「御父と御子、御子と私」

ここに、父なる神と子なる神(イエス様)との完全な関係が語られています。父なる神は、ご自分がなさりたいことをイエス様に示され、イエス様はそれに完全に従われます。

今イエス様は、ユダヤ人たちに語っておられます。彼らはイエス様を殺そうと計画している者たちです。(18節) 彼らは、イエス様を殺してしまえばすべては自分たちの思うようになると考えていました。

20節で、「父が子を愛し、ご自分がすることをすべて、子にお示しになる」とは、イエス様の十字架の死のことを言っておられます。

そしてイエス様は、父なる神のご意志に完全に従われ、十字架で死んでくださいます。

でも、イエス様の十字架の死は、ユダヤ人が考えていたようにそれで終わるものではありませんでした。 イエス様は「これよりも大きなわざを子にお示しになる」と言われます。

その大きなわざとは、復活です。 イエス様は、死んでよみに降られましたが、死からよみがえられ復活されました。

復活は、死を打ち破って新たないのちが与えられることです。そのことは、人にはまったく想像できないことであり驚きです。

またイエス様の復活は、父なる神がそれと思う人に新たないのちを与えたいと願っておられることの証拠です。

父なる神は、御子イエス・キリストを通してすべてのことを私たちに教えられたように、イエス様にすべての人を裁く権威を与えられました。

それは、父なる神が永遠のいのちを与えたいと願われた人々が、イエス様を信じるようになるからです。

今私たちは、そのようにしてイエス様を信じる者となりました。それは、御父とイエス様の関係が、イエス様と私たちの関係となるためにです。

父なる神は、一人でも多くの人を救いへと招きたいと願っておられます。そのため、イエス様は地上に来られ、人々に仕えてくださいました。父なる神を現すために。

そして、そのことを教えられた私たちは、イエス様によって各地に派遣されています。そこで、人々にイエス・キリストを伝えるためにです。

その時、罪に死んでいた人々が悔い改めて、永遠のいのちに生きる者とされるのです。

イエス様が父なる神に完全に従われて神の栄光を現わされたように、私たちもイエス様に完全に従う者となって、遣わされた所でイエス・キリストの栄光を現わさせていただきましょう。

あなたのこれからの信仰の歩みが、イエス様の栄光を現わす歩みでありますように願っています。

アーメン