2026年04月01日(水)
<讃美歌>讃美歌71番「尊き主イエスの」
<聖書日課>ヨハネの福音書13章21~32節「十字架と神の愛」
「あなたがたのうちの一人が、わたしを裏切ります」。このことばを話された時、イエス様の心は騒いでいました。その時イエス様の心の内では、いろいろな想いが渦巻いていたことでしょう。
ご自分を裏切る者イスカリオテ・ユダをかわいそうに思う心、もうすぐ起きる十字架の恐ろしさ、すべての人の罪を赦すために十字架に向かわねばならないとの思い。
今イエス様は、そのような苦しい想いを胸のうちに抱え、一人で十字架に向かおうとされているのです。
弟子たちは、そのようなイエス様の心の苦しみを理解することなく、過ぎ越しの食事をしていました。
おそらくユダ以外の弟子たちは、誰一人として「わたしを裏切ります」とのイエス様のことばを理解できなかったでしょう。イエス様は十字架を前にして、孤独だったのです。
そのような状況でイエス様を支えたのは、<人の子の栄光>と<神の栄光>です。31節「今、人の子は栄光を受け、神も人の子によって栄光をお受けになりました」。
人の子の栄光とは、イエス様の十字架そのものです。イエス・キリストの十字架において、神の愛の本質が完全に現わされるからです。
そして十字架における神の栄光とは、イエス様の十字架によって神の本質(愛・真実・義)が明確に現わされ、また神のご計画が十字架で成就することです。
そのことは、私たちの信仰生活の方向性を指し示します。私たちは小さくて弱い者ですが、私たちを通して神の愛/真実/義が現わされることが信仰者の生き方です。
そして私たちの信仰生活の方向を導くのが、イエス様の十字架です。イエス様は、十字架によって私たちに対する無限の愛を示してくださったのです。
あなたの信仰生活をとおして、神の愛が現わされますように祈っております。