2026年02月25日(水)

<讃美歌>讃美歌165番「いとも尊き 救い主よ

<聖書日課>マタイの福音書18章10~14節「小さな者の価値」

イエス様は弟子たちに、「小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい」と言われました。何故イエス様はそのようなことを言われたのでしょうか?

弟子たちが、18章1節で「天の御国では、いったい誰が一番偉いのですか」と言っているからです。

そのようなことを言う者は、自分は他の人よりも上の立場に立ちたいと願います。またそのような者は、小さい者、つまり社会的に弱い立場の人を軽んじる傾向にあります。

それでイエス様は、そのような弟子たちに向けて<迷い出た一匹の羊>のたとえ話をされました。

ここで”迷い出た一匹の羊”は、特別な羊ではありません。イエス様は、すべての人に向けてこのたとえを語っておられます。

人が神の前から迷い出る理由はいろいろあります。誘惑、孤立、心の弱さ、挫折、恐れ等です。

それらは、すべての人が持っている弱さです。そして、自分の弱さを知っている者は、自分を誇らず、神に頼るのです。

そうです。イエス様は私たちに「あなたは小さくて弱い者です。だからわたしに頼りなさい」と言っておられます。

それをもっと具体的に言うと、・あなたは弱い ・あなたは迷いやすい ・あなたは自分の力では生きられない ・だから、わたしに頼りなさい ・わたしはあなたを見捨てない ・あなたが迷っても、必ず探しに行く、とイエス様は語っておられます。

イエス様の愛がここににじみ出ています。ともすれば私たちは、「自分は決して迷うことはない」と思いがちです。

でもイエス様は、そのように強がる私たちに「あなたがよわいからこそ、わたしはあなたを愛する。あなたが迷うからこそ、わたしはあなたを捜しに行く」と言って私たちを守ってくださるのです。

私たちが、すべてをイエス様に委ねイエス様に頼るとき、その時、私たちは本当に強い者(価値ある者)と変えられます。 それが、イエス様の前の「小さな者の価値」なのです。

アーメン