
2024年06月19日(水)
<讃美歌>讃美歌333番「山辺に向かいて われ」
<聖書日課>ルカ6章43~45節「信仰と行い」
神は人に良い実を結ぶことを期待しておられます。
良い実の具体例は、ガラテヤ人への手紙の中に明確に示されています。『御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です』(ガラテヤ5章22, 23節)
また悪い実の具体例も列挙されています。 『肉のわざは明らかです。淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、‥』(ガラテヤ5章19, 20節)
人が良い実を結ぶか悪い実を結ぶかは、その人の信仰の問題です。
私たちは、この中の幾つの良い実を結んでおられるでしょうか。あなたは、ここに示されているすべての良い実を結んでおられます。
なぜなら、あなたはイエス・キリストを罪からの救い主と信じるクリスチャンだからです。
イエス様は言われます。『人の口は、心に満ちていることを話すからです』。(45節)
あなたはクリスチャンであるゆえに、あなたの心にはイエス・キリストが満ちています。ですから、あなたの話すことばと行いはイエス・キリストに導かれています。
イエス様に導かれているあなたは、必然的に良い実を結ばせていただけるのです。イエス・キリストにつく者が、悪い実を結ぶことはできません。
イエス様は、ここで私たちに「わたしから目を離さないでいなさい」と言っておられます。人は、イエス様から目を離したときに、肉の欲に目を奪われてしまうからです。
目は心の窓です。その意味で、信仰者は常にイエス・キリストを見続け、イエス・キリストのみことばから教えられなければならないのです。
そのような者を、主は尚もよい実を結ぶために導いてくださるのです。
あなたの心が、これからもイエス・キリストに満たされ、あなたが更に良い実を結ばれますように願っております。
アーメン