
2023年7月19日(水)
<讃美歌>讃美歌346番「はかりも知られぬ」
<聖書日課>マタイ13章10~17節「天の御国の奥義」
イエス様は弟子たちに言われました。11節「あなたがたには、天の御国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていません」。
ここで弟子たちとは信仰者の代表であり、彼らとは福音を聞いても信じようとしない者の代表です。
そして神の奥義を知るとは、自分にとってイエス・キリストは誰なのかを知ることです。
またイエス様は12節で「持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられる」と言われます。
イエス様が誰なのかについては、私たちはよく知っています。「わたしの罪からの救い主」です。
それを知っていれば、人は天の御国へ入ることができます。
しかしイエス様について、聖書のみことばからもっと教えられる者は更に大きな恵みを与えられるのです。
イエス様が、私たち一人ひとりにどれ程大きな愛と犠牲をもって接していてくださっているかを教えられる者は、もうイエス様から離れることはできません。
常に聖霊なる神に満たされていることを体全体に感じるのです。そのような者は、この地上においても、聖霊に満たされ神の恵みを受け続けるのです。
その恵みの豊かさは、イエス様に近くある者にしか分からないのです。だから「持っている者はさらに与えられて豊かになる」のです。
それに対して、イエス・キリストの話を聞いても自分のこととして信じない者は、ついに救い主について聞くことも無くなり天の御国とはまったく関係のない者となってしまいます。
その者は「持っているものまでも取り上げられる」のです。
私たちは、今、どれ程イエス・キリストについて知っているでしょうか。神の愛の大きさは計り知れません。人は神の愛を知れば知るほど、イエス様に引き付けられます。
そしてイエス様に近くあればあるほど、人はイエス様に似る者と変えられるのです。そのような者に、神はますます天の御国の奥義を示してくださいます。
八鹿教会の一人ひとりが、これからもイエス様に似る者と変えられますように願っています。
アーメン
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