=キリストから目を離さないために=

<福音書>マタイ1719

弟子たちの信仰は自分中心の信仰でした。弟子たちは「キリストはヒーローであり、殺されるはずはない」と思っていたのです。

まもなく、イエス様は十字架に向かおうとされています。その後の宣教を弟子たちに託さねばならないのです。

それでイエス様は、ご自分は誰かをハッキリと示すために、ペテロ/ヤコブ/ヨハネの三人の弟子を高い山に導かれたのです。

山の中でイエス様の姿が、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなったのです。この光輝く姿こそイエス様の本来の姿です。

イエス様は、弟子たちにご自身の十字架に耐え、また確信をもってキリストを宣べ伝えられるように、ご自身の栄光の姿を見せられたのです。

では、あなたは光り輝くイエス様の姿に何を見られるでしょうか。

まずイエス様の神としての栄光を見ていただきたい。あなたは、天の御国に入れられた時に、その姿をハッキリと見るのです。

またイエス様の愛を見い出していただきたい。主は栄光に富んだ姿を捨てて、人として地上に来られたのです。

また、あなたはイエス様の栄光の姿に、あなたの罪を見い出していただきたい。イエス様が栄光を捨て、十字架で血を流さなければならなかった程に、あなたの罪は大きかったのです。

そしてモーセとエリヤが現れました。イエス様がモーセ/エリヤと話をしていることは、イエス様が、到来が預言されているメシヤであることの証明です。

この光景を見た弟子たちは大変驚きました。それでペテロは「ここに三つの幕屋を造ります」と申し出ました。しかし弟子たちは幕屋を造る必要はまったくなかった。彼らは、何もする必要はなかった。

ただ、この光景をしっかり脳裏に焼き付けておけばよかったのです。雲の中からの神の声をしっかり覚えておけばよかったのです。

あなたも、この光景を脳裏に焼き付け、イエス様は私の罪からの救い主であり、神の声に従ってイエス様の言われることに従えばよいのです。そのようなあなたを、主は福音宣教の担い手として用いられるのです。

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