
<讃美歌>讃美歌461番「ゆく手を守る 永遠の君よ」
<聖書日課>マルコ13章9~23節「気をつけていなさい」
この箇所のキーワードは「気をつける」です。
この箇所は9節の「あなたがたは、気をつけていなさい」で始まり、23節の「だから、気をつけていなさい」で終わります。
この箇所では基本的には、イエス様が再臨や迫害に備えて弟子たちが気をつけるべき事柄について宣べておられます。
しかし、再臨がすぐに来る来ない、また迫害が在る無いにかかわらず、私たちがこの箇所のイエス様のことばから教えられることが幾つかあります。
一つ目は、「何と言おうかなどと案じるには及ばない」(11節)ことです。
弟子たちは、議会に引き渡されて証言を求められることがあると言われています。私たちも、<何時/どこで/誰に>信仰について語ることになるかわかりません。
その時に自分は何を言おうか、どのように振舞おうかと事前に準備することはなかなかできません。
11節で「話すのはあなたがたではなく、聖霊です」とあります。
私たちは、常に主に信頼して日々を過ごすとき、聖霊様が助けてくださることを忘れてはなりません。
二つ目は、「にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、‥」とあることです。
にせキリスト/にせ預言者の目的は「あなたを信仰から離すことです」。それはまた「あなたが神様から離れることです」。それは”死”を意味します。
肉体の滅びが”死”ではなく、人が神様との係わりをなくすことが”死”なのです。
では私たちは、何時現れるか分からないにせ預言者のために、何を備えることができるのでしょうか。
私たちは、実質的には、急な時に何を言おうか準備することも、キリストに反対するものに備えて何かを備えることもできません。
私たちにできることは、常に「気をつける」ことだけです。「気をつける」とは、イエス・キリストを意識することです。「イエス・キリストはクリスチャンの生命線です」。
あなたが常にイエス様を意識して過ごすとき、急な証の時にも言うべきことは備えられ、主に反対する者にも備えることができるのです。
あなたのこれからの日々が、主とともにありますように願っております。
アーメン
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