=あなたが今、喜びの信仰生活を過ごすために=

<福音書>マルコの福音書101731

イエス様のところに走り寄ってきた人は、「永遠のいのちを受けるためには、私は何をしたらよいでしょうか」と問いました。この人の問題は二つありました。一つは、「神の国を自分の力で獲得しようとしたこと」です。この人は<律法と福音の区別>が解らなかったのです。だから福音の恵み(永遠のいのち)を、律法の中に求め続けたのです。

人は、神の福音を律法の中に見つけることはできません

人は律法を守って、義と認められようとすればするほど、自分の罪を見つめることになるのです。律法は人を義に導くものではなく、人に罪を示すものだからです。

その人のもう一つの問題は、ものに対する執着です。

その人は努力して働き、多くの財産を得た。そのこと自体は悪いことではありません。しかし、与えられた財産に執着することは間違いです。その人は持っている財産に遮られ、「イエスがキリストである」ことが見えなくなっていました。

人は、<永遠のいのちのすばらしさ>を知ったときに、この世の物に執着することから自由にされるのです

信仰者はイエス・キリストよりも大切なものを持ってはなりません。

イエス様の所にやって来た人は、多くの財産が邪魔をして、心をイエス・キリストに向けることができなかったのです。

私たちも、天の御国に入れられることにおいて、何か障害となるものを持っていないでしょうか。永遠のいのちを得るためには、神様に信頼し、イエス様について行く服従が求められるのです。

私たちは、もっと多くの祝福を神様から受けるために、捨てるべきものをいくつも持ってはいないでしょうか。もしあれば、それは罪です。その罪は捨て去られなければなりません。しかしそのことは、あなたが自分の努力で出来ることではなく、神様により頼むことによってのみできるのです。

人は、自分をイエス・キリストに明け渡したときに、<永遠のいのちに生きる平安>が与えられるのです。それが<永遠のいのちに生きる>者の喜びです。

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