<讃美歌>讃美歌371番「いつくしみ深い」

<聖書日課>ルカ12章22~31節「神の国を求めなさい」

昔、教会学校でよく賛美した曲に”神の国と神の義”という歌がありました。

「神の国と神の義をまず求めなさい。そうすれば、みな与えられる。ハレルヤ、ハレルヤ!」という歌詞です。(とってもきれいな曲です。いつか皆さんと歌いたいですね!!)

もちろんこの曲は、今日の箇所であるルカ12章31節(or マタイ6章33節)のみことばから作られた曲です。  私たちは、この世で生活するためにいろいろなものを必要とします。

何を食べようか。何を着ようか。どこに住もうか。どんな仕事をしようか。どのような人と結婚しようか。 心配し始めたらきりがありません。それで多くの世の人は、それらのために多大な心配を抱え込んでいます。

しかしイエス様は「あなたがたは、心配しても自分のいのちを少しでも延ばすことが出来ますか。できないでしょう!!」と言われます。

人にとって、自分のいのちを少し延ばすことは大変難しいことです。いや、できないことです。

しかし、神様にとっては「人の寿命を少し延ばすことはた易いことだ」と言われます。事実その昔、神様はヒゼキヤ王の命を15年延ばされました。(Ⅱ列王記20章)

その神様が、あなたの生活に必要なもの(食べ物、着るもの等)を与えられないはずはありません。

イエス様は、あなたにそれらの必要なものが与えられるか、与えられないかは信仰の問題だと言われます。

しかしながら、イエス様はここで、「生活に必要なものを得るために信仰を持ちなさい」と言われているのではありません。何をさておいても、真の神様への信仰を第一としなさいと言われているのです。

世の人(異邦人)は、目に見えるものに心を奪われがちです。 しかし、あなたにとってもっとも必要なものは、目に見えものではなく、今は見ることが出来ない”永遠のいのち”です。

そして私たちクリスチャンは、イエス・キリストを通して永遠のいのちを見ることが出来るのです。

イエス様は、多くの奇蹟をもって神の力を現わし、十字架によってあなたの罪を購い、復活によって永遠に生きておられることを証明されたからです。

そのようなイエス・キリストを信じることが、「神の国を求める」ことです。

私たちも、イエス・キリストを信じるクリスチャンですが、日々の生活の中でなお一層イエス様を見上げ、この世にあっても、永遠のいのちの希望に生かされたいと願っています。

その時に、神様はあなたに必要なものをすべて与えて下さいます。  アーメン

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